3月 142010
はい、この時期は山が燃えるのです!
え?どこの山かって?
それは、稲取の三筋山が燃えるのです!!天城ではありませんよ(笑)
普段の三筋山(細野高原)はこんな感じです…
この写真はちょっと青々していて初秋の頃です。
そして山焼きとなると…
比較対象にしては写真の時期が違いますが…
少しずつ燃やしているようですが、
間近で見るとものすごい迫力なんですよ!!
ちなみに全体的にみると…
ちょっと分かりづらいかもしれませんが、
炎がライン上になって燃えています。
ちゃんと計算されているんですね~!
ちなみにこの全体的な写真を撮った場所は、
「浅間山」と呼ばれる小さな神社があるところから撮りました。
私の背丈ほどの鳥居の小さな小さな神社。
ここからだと、三筋山全体が見渡せるのです!
この山焼きは年に一度今の時期でお天気を見計らいながら1日がかりで行います。
地元の消防団や、稲取の4つの区の方々など、
その他大勢の人達が一団となり安全に行うのです☆
しかもこの準備って、秋から防火帯を作るなど
長い期間をかけて毎年行われる、一種の一大プロジェクトですよね!
山焼きを行う理由としては、
現在でも稲取の農家さんなどが萱を使用するという事で
ここにある萱場を守る…というか、害虫の駆除や周りの木々などが
入って来ないようにするためなのだそうですよ!
つまり、山焼きをする事によって毎年良い萱が取れるっていう事ですかね??
最近は生体系の維持(蛇が増えないように、とか…)という意味もあるそうですし、
山焼きのおかげで、春には山菜がたくさん採れるようになるそうです!
毎年4月の後半ごろには、ここで山菜狩りのイベントなども行われる予定ですし、
山焼きは稲取の生活にとって必要不可欠なんですね~。
山菜狩り、早く行きたいです♪